SaaS事業の集客をSEO対策で最大化させる方法【プロ監修】
SaaS事業の集客には事業内容問わず、SEO対策が効果的です。
本記事では、SaaS事業の売上拡大につながるSEO対策の方法をご紹介いたします。
・SEO対策とはどのような施策なのか
・SaaS事業でSEO対策を行うメリット
・SaaS事業の売上拡大につながるSEO対策
・SaaS事業におけるSEO対策のポイント
この記事を読んでいただければSaaS事業で実施すべきSEO対策の方法が分かり、売上拡大に繋げることができると考えております。
この記事の監修者
目次
SaaS企業におけるSEO対策の2つのメリット
①自社のWebサービスの認知拡大につながる
SEO対策に取り組むことで、自社のWebサービスの認知拡大を図ることができます。
例えば、営業顧客管理システムを扱う企業を例にとると、
「顧客管理 ツール」「営業管理 システム」
などのキーワードで検索した際に上位表示されやすくなり、自社サービスを知ってもらえます。
特に会社やその事業がスタート段階で認知度が低い場合にSEO対策は、有効な打ち手となります。
②顧客獲得単価を抑えることができる
リスティング広告やSNS広告は新規顧客獲得に有効ですが、継続してコストがかかり続けるという特徴があります。
一方SEOであってもコンテンツ制作やサイト維持に費用はかかりますが、時間の経過とともにトータルのコストを下げることが可能です。SEOだけで新規顧客を獲得しようとした場合、最初はかなり高めのコストがかかりますが、時間経過とともに獲得コストが下がり、トラフィックが増大するにつれて獲得し続けることができるという理想の形を作ることができます。
ターゲットを明確にする
まずは、自社のサービスやサイトのトピック、SEO対策を行う目的を踏まえてターゲット設定をしましょう。
ターゲット設定を明確にすることで、記事でユーザーに伝えるべきことが初めて分かります。
ここのターゲット設定の質が低いとSEO対策の失敗につながります。
下記の記事でターゲット設定の重要性や設定の方法について具体的に解説しておりますので、参考にしつつ自社のターゲットを明確にしてみましょう。
▼参考記事
・【マーケ担当者必見】Web集客で最も大事なのは「ターゲット設定」である
SaaS企業においてのSEO対策の基本方針
①オウンドメディアでコンテンツを作って集客する
見込み顧客に自社の製品・サービスを認知してもらうには、オウンドメディアの運営が効果的です。
大切なのは「ユーザーのニーズに応えるコンテンツをどれだけ提供できるか」ということです。
そのためには【ペルソナを設定→ターゲットを分析→見込み顧客が抱える課題を想定→コンテンツを発信】
以上の手順でオウンドメディアへの集客が可能です。
SaaS企業が、SEOを実施して、見込み顧客に自社の製品・サービスを認知してもらうには、オウンドメディアの運営が効果的です。大切なのは「ユーザーのニーズに応えるコンテンツをどれだけ提供できるか」ということ。見込み顧客が抱える課題を想定し、コンテンツを発信していくことで、オウンドメディアへの集客が可能です。
②ホワイトペーパーを用意して見込み顧客へと育てる
ホワイトペーパーとは、ユーザーにとって有益だと思われる情報を提供するウェブ上の資料のことです。
オウンドメディアを立ち上げたら、自社の製品やサービスに興味を持った見込み顧客に向けて、価値のある情報を提供していきます。
社名、氏名、電話番号、メール、役職といったような基本的な情報を入力してくれたユーザーを対象に、ホワイトペーパーをウェブ上でダウンロードできるようにしておけば、さらにターゲットを絞ってアプローチすることが可能になります。
無料トライアルなどでは、上司の承認なども必要なため、無料とは言えどもハードルが高いです。
ホワイペーパーのダウンロードならば、担当者の裁量で行えることが多いです。顧客の連絡先を入手するには、なるべくハードルの低いコンバージョンを設定することが大切です。
SaaS企業におけるSEO対策のポイント
キーワード対策を徹底する
コンテンツ制作の前にキーワード調査をおこない、見込み顧客が検索して自社を見つける際のクエリ、フレーズ、用語を検討する必要があります。
その際、次の3つのクエリのどこに該当するのかを考え、最終的には指名検索されるような設計にすることが重要です。
・インフォメーションクエリ
・トランザクションクエリ
・ナビゲーションクエリ
インフォメーションクエリ
インフォーメーションクエリとは、検索割合のもっとも多い検索語句のことで、何かの情報を調べたいときに使う検索クエリのことです。
例えば、「SaaSとは」や「SaaS会社」などがインフォメーションクエリに該当します。
トランザクションクエリ
トランザクションクエリとは、何かを購入や申し込みをしようとする方が使うクエリのことです。具体的な商品を探していることが多く、例えば、「営業管理システム 格安」や「東京 SaaS会社」のようなものが該当します。
ナビゲーションクエリ
ナビゲーションクエリは、特定のサイトを探すときの検索クエリです。指名検索とも非常に似ていますが、「株式会社アドカル」のように具体的な企業名、商品名、サービス名、サイト名などが使われることが多いのが特徴です。
キーワード選定の具体的な方法については下記の記事をご覧ください。
中小企業のSEO対策|キーワード選定の方法を解説【図解付き】
SEO対策を行う際に注意すべき4つのポイント
ポイント1:SEO対策は工数がかかる
SEO対策には工数がかかることを理解しておきましょう。
SEO対策を実施するためにはさまざまな作業が必要になります。
・キーワード選定
・コンテンツ制作(構成案作成、執筆、CMSでのアップロード)
・Webサイトのアクセス解析・改善案の洗い出し
・外部対策(被リンクの獲得など)
例えば時間のかかるコンテンツ制作を外注するなど一部の工程だけでも外注することで、効率的に施策を進められます。
ポイント2:オウンドメディアの制作は外部に依頼する
もし1からオウンドメディアを制作する場合は、外部に依頼することを検討しましょう。
社内にエンジニアやデザイナーがいるので、自社のメンバーに制作を依頼するケースが多いですが、プロジェクトが中々進まないことが多いです。
どうしても自社事業でのシステム開発の方が優先順位が高いので、オウンドメディアの制作が後回しになってしまいます。
このため、できる限り外部の制作パートナーに依頼するようにしましょう。
ポイント3:基本は外部の専門家を入れる
SEO対策が軌道に乗るまでは外部の専門家を活用することも検討しましょう。
SEO対策で成果を出すためには、正しい方向性で適切な量の施策を行う必要があります。
また、Googleでは定期的に大幅なアップデートでアルゴリズムを変更しており、流入数が急に減少するなど突然情勢が変わるケースも少なくありません。
効率性を考えるのであれば、まずは外部の専門家を活用しSEO対策の方法をある程度インストールした上で内製化を目指しましょう。
ポイント4:専任の担当者を配置する
SEO対策に取り組む際は専任の担当者を配置するようにしましょう。
エンジニアがSEO施策の担当を兼任するケースも少なくありませんが、エンジニアは忙しいため、SEO対策まで本業が忙しいため、手が回らないといった状況が多々起こりえます。
このため、できる限りSEO対策の業務を行う専任の担当者を配置するようにしましょう。
SaaS事業のSEO対策に関係するよくある質問
- SEO対策がなぜWebマーケティングで重要視されているのですか?
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SEOで上位表示できることで、潜在層ユーザーの獲得や認知度向上、売上アップが期待できるためです。
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SEO対策で効果が出るまでどの程度の時間がかかりますか?
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おおよそ3カ月間~6カ月間はかかるケースが多いです。短期間で効果が出る施策ではないので、長い目でみる必要があります。
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SEO対策を外部の支援会社に依頼した場合、どれぐらいの費用がかかりますか?
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狙うべきKWや対策内容によって費用は異なるので一概には言えないですが、月額10万円~50万円程度かかるケースが多いです。
まとめ
SaaS企業のSEO対策では事前のリサーチやターゲット設定、キーワード選定、ニーズに沿ったコンテンツ記事作成が肝になります
SEO対策は短期では効果の出にくい施策ではありますが、長期間の施策継続の結果、検索で上位表示された場合に広告費をかけずに集客をすることが可能になります。
株式会社アドカルは主にSEO対策・MEO対策やWeb広告での集客に強みを持ったマーケティング支援企業です。
貴社のマーケティングパートナーとして、少数精鋭で担当させていただくので、
「リスティング広告で一定集客はできているが、サイトが検索結果に上位表示されていない」
「自社のサイトを上位表示させて検索からの流入を増やし、広告費を抑えたい」
「外注先のレスポンスが遅い、積極的な提案が無い」
とお悩みの方は、ぜひ弊社にご相談ください。貴社のご相談内容に合わせてご提案をさせていただきます。
SaaS領域の集客にお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。