Lステップ導入のメリット6選を初心者向けに解説!【24年最新版】
この記事でわかること
- Lステップの導入メリット
- Lステップで出来ること
- Lステップ導入の際につまずくポイント
「Lステップの導入メリットは?」
「Lステップで出来ることを知りたい」
「Lステップを導入する際につまずくポイントを知っておきたい」
といった悩みを持たれている方向けに、Lステップ導入のメリットやLステップで実施可能なこと、つまずくポイントについて解説します。ぜひ最後までご覧ください。
Lステップとは
Lステップは、LINE公式アカウント上での顧客とのコミュニケーションを自動化・最適化するためのBtoC企業向けのMA(マーケティングオートメーションツール)です。
LステップとLINE公式アカウントの違い
LINE公式アカウントが顧客との直接的なコミュニケーションチャネルであるのに対し、Lステップはそのコミュニケーションを戦略的に管理し、顧客エンゲージメントを高めるための手法です。
Lステップの導入メリット6選
ここでは、Lステップを導入するメリット6選について初心者向けに詳しく解説します。
1.自動で売上が立つ仕組みを構築可能
セグメント配信やステップ配信といった機能を最大限に利用することで、顧客獲得のプロセスを全自動で管理できるようになり、自動的に収益を生み出すシステムを構築できます。
友だち追加したユーザーに対して、新規・リピーター問わずLステップが自動でコミュニケーションを行ってくれます。
2.お問い合わせ対応や顧客管理を自動化可能
Lステップの活用により、顧客対応や顧客管理の自動化が可能になります。
具体的には、Lステップにはユーザーからの特定の問い合わせに自動で返答する「自動応答機能」が搭載されています。あらかじめ設定したキーワードに基づく返信を行うことができ、ユーザーの問い合わせに即時対応が可能になります。
顧客管理の面では、「友だち管理」機能を利用することで、ユーザーの個人情報や対応履歴、チャットのやり取りなどが一元管理されます。このシステムを通じて、顧客データを簡単に確認し、さらには「タグ」機能により顧客を分類することもできます。
また、特定の問い合わせに対する適切な返答を設定するなど、顧客対応をよりパーソナライズすることも可能です。
このようにLステップは、顧客管理にとどまらず、顧客対応の自動化を実現する強力なツールです。
3.人件費の削減に貢献
Lステップを導入することで、売上生成の流れ、業務対応、顧客管理の自動化が実現し、人件費の削減に繋がります。
通常、営業活動には電話連絡やメール作成などが必須で、効果的なアプローチ方法を模索するためには、顧客一人一人のデータを分析する必要があります。
顧客対応の量が増えると、その分だけ時間がかかりますし、顧客データの管理には、データ収集からエクセルでの整理まで、多くの手間がかかります。
しかし、Lステップを導入することでこれらの作業を自動化できれば、手作業が必要な場面が減り、結果として人件費を削減できます。
固定費用の削減と収益の向上が同時に達成されれば、企業の利益の大幅な向上が見込まれます。
4.マーケティング施策や商品改善に活用
Lステップを用いることで顧客データの可視化が進み、それを基にした改善策の立案も可能です。
Lステップのデータ収集機能は非常に高度で、ユーザーの属性情報はもちろん、属性別のリスト数、転換率(CVR)、アンケートの回答率など、様々なデータを容易に集計できます。
例えば、年代別の成約率を明確に把握することで、年齢層を考慮した内容の配信や、成約率が低いグループ向けには追加の情報提供を行うステップ配信を行うなど、具体的な戦略を練ることが可能です
また、ターゲットユーザーに最適化されたサービスの開発や改善にも、このデータは役立ちます。Lステップを活用することで、提供サービス全体のマーケティング戦略を立案し、実行することができるのです。
5.柔軟なリッチメニュー設定で顧客体験を向上できる
LINE公式アカウントには、画面下部にタイル形式で配置される「リッチメニュー」という便利な機能がありますが、公式アカウントだけでは設定可能なレイアウトに限りがあり、全ユーザーに対して同一のメニューが表示されるという制約があります。
しかし、Lステップを利用したリッチメニューの場合、ボタンの大きさや配置は言うまでもなく、ユーザーごとに表示内容を変えることが可能です。
このようにリッチメニューの柔軟な設定が可能になることで、ユーザーの様々なニーズに対応できるLINEアカウントを作り上げることができるようになります。
6.他のWeb集客施策と組み合わせることで爆発的な効果を出せる
Lステップが特に強みを持っているのは、LINEアカウントに友だち追加されたユーザーへのコミュニケーションです。つまり、LINEアカウントに友だち追加するための集客は別で行う必要があります。
そのため、リスティング広告やSEOなど見込み顧客を集客する施策と組み合わせることによって、Lステップならびにマーケティング全体の成果を最大化することが可能になります。
Lステップが出来ること
Lステップの主な機能は、以下の8つになります。
機能 | 内容 |
シナリオ配信 | 事前に設定した時間と順序に従って、メッセージや画像などを自動的に配信する機能です。配信のシナリオを分岐させたり、配信時刻を詳細に設定したりすることが可能です。 |
セグメント配信 | 「友だち」が行ったアンケートの回答やリンクのクリックといったアクションを基に、属性を割り当てて管理することができます。特定の条件を満たすユーザーに対して、配信内容を絞り込んで送ることが可能になります。 |
リマインド配信 | イベント開催日などの特定の日付から逆算して、リマインダーとなるステップメッセージを自動的に配信することができます。イベントの前にタイムリーな通知を送ることで、参加者の忘れ防止や興味の維持が可能になります。 |
回答フォーム | 「友だち」向けにアンケートや説明会の申し込み等の目的で利用可能な回答フォームを作成できます。さらに、収集した回答内容を「友だち」と関連付けて一括管理することが可能です。これにより、参加者の反応や興味の度合いを把握しやすくなります。 |
友だちリスト | 性別、年齢層、関心事などに基づいて自由に「タグ」を設定し、「友だち」を様々なグループに分類することができます。これらのタグを活用して、特定のグループに属する「友だち」に対して、その特性に合わせたメッセージの配信を行うことが可能です。 |
リッチメニュー | 「友だち」の特性や状況に応じてリッチメニューを変更したり、タブを使って複数のリッチメニューを切り替えることができます。これにより、各ユーザーのニーズや関心に合わせたカスタマイズされたナビゲーションを提供することが可能になります。 |
予約管理 | 利用者が日付と時間帯を選択して予約を行える「カレンダー予約機能」と、特定の日付で開催されるイベントのために予約を受け付ける「イベント予約機能」の2種類が提供されています。前者は柔軟なスケジュール管理に対応し、後者は固定された日程のイベント向けに特化しています。 |
流入経路分析 | SNS向け、チラシ向けなどの目的別で、複数の「友だち」追加用URL(QRコード)を作成できる機能があります。これにより、どの媒体から「友だち」が増えたかの分析が可能になり、登録促進の施策を効果的に行うためのデータ収集に役立ちます。 |
上記の通り、多岐にわたる機能が提供されています。これにより、ユーザーとの関係構築や管理がより効果的に行えるようになります。
Lステップが出来ないこと
繰り返しになりますが、Lステップが特に強みを持っているのは、LINEアカウントに友だち追加されたユーザーへのコミュニケーションです。見込み顧客の集客は得意ではありません。
そのため、Lステップの構築や運用の代行を支援会社に依頼する際には、リスティング広告やSEOなど見込み顧客を集客するための施策も提案・実行できる代理店を選ぶことを推奨します。
様々な施策とLステップを組み合わせてマーケティング全体の最適化を図れる会社に依頼しましょう。
株式会社アドカルは主にSEO対策やWeb広告にも強みを持ったマーケティング支援企業です。見込み顧客の集客施策とLステップを組み合わせて、貴社のマーケティング全体を最適化する施策をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
Lステップを導入・活用する時のよくあるお困り事
ここでは、Lステップを導入し、実際に運用していく際によくあるお困り事について解説します。
設定方法が不明
Lステップを導入する際の最初のハードルは、その設定方法の理解にあります。
まず、LINE公式アカウントを開設し、Lステップの設定を行い、さらに配信するメッセージを作成する必要があります。これらのプロセスは初心者には分かりにくく、導入作業が滞ることがしばしばあります。
このような場合、Lステップの導入に関する経験を持つ専門家からの支援を求めることが解決策として推奨されます。
成果の出る運用ができない
Lステップを運用する上で直面する一般的な課題の一つは、効果的な運用が難しいことです。Lステップは自動化ツールですが、設定内容が適切でなかったり、最適なメッセージ配信のタイミングが設定されていなかったりすると、期待通りの運用結果が得られないことがあります。
運用の効率を向上させるためには、ツールの設定やメッセージ配信のタイミングを見直し、適切に調整することが重要です。これにより、自動化の利点を最大限に活かしつつ、ユーザーへの有効なコミュニケーションを実現することができます。
効果の分析の方法が分からない
Lステップ導入後、成果分析が難しいという問題もよくあります。
Lステップによって自動的に集められるデータは、顧客の興味やニーズを理解し、マーケティング戦略を磨き上げるのに非常に有用です。しかし、データをどのように読み解くかがわからない、またはデータ分析に必要なスキルやツールが不足している場合、このような貴重な情報を活用することが難しくなります。
その際に外部のLステップに詳しい専門家との協力が有効な手段となりえます。これにより、収集したデータから有益な洞察を引き出し、成果の向上につなげることが可能になります。
レポートの見方が分からない
Lステップのレポートの見方がわからないというのもよくあるケースです。レポートの確認方法や数値の見方について、独学で学ぶか外部の専門家の力を借りましょう。
以上がLステップ導入・運用の際に、よくあるお困り事になります。
Lステップの導入・構築を代行会社に依頼して、スムーズに進めたい方は下記の記事をご覧ください。
Lステップ構築代行サービスの選び方|費用相場や外注メリットも解説
Lステップ導入に関するよくある質問
Q.LINE公式アカウントを持っていないけど大丈夫ですか?
A.Lステップの利用にはLINE公式アカウントが必要です。弊社ではLINE公式アカウントを持っていない方でも0からサポートいたしますので、ご安心ください。
Q.Lステップの構築をアドカルに依頼した場合の納期はどのぐらい?
A.初回ヒアリングから納品まではおよそ30日~45日程度です。
Q.月額費用はかかるの?
月額の費用は発生いたします。金額はサポート内容によって異なりますので、詳しくはお問い合わせいただけますと幸いです。
まとめ
Lステップを導入するメリットやLステップで出来ること、出来ないことについて解説しました。
当記事を参考に、Lステップを導入して上手く活用し、Web集客の成功を目指しましょう。
株式会社アドカルは主にLINEマーケティングやWeb広告、SEO対策に強みを持ったマーケティング支援企業です。
貴社のマーケティングパートナーとして、少数精鋭で担当させていただくので、
「Lステップを活用してWeb集客に活かしたい」
「LステップとWeb広告を組み合わせて集客を拡大したい」
「Web広告は配信しているが、Lステップを活用してみたい」
とお悩みの方は、ぜひ弊社にご相談ください。
貴社のご相談内容に合わせて、最適な施策をご提案させていただきます。
Lステップの構築代行サービスの利用を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。