AI画像生成サイト8選|無料・登録不要で使えるサイトを厳選紹介!
この記事でわかること
- 無料や登録不要で使えるおすすめのAI画像生成サイト8つ
- AI画像生成のプロンプト作成のコツ
- AI画像生成サイトを使う際の注意点
近年、AI技術の進歩により、テキストから希望の画像を生成できるAI画像生成サービスが注目を集めています。これらのサービスを活用することで、プロフェッショナルでなくても、高品質な画像やイラストを簡単に作成できるようになりました。本記事では、2025年1月現在で利用できる無料のAI画像生成サイトを中心に、その特徴や使い方、プロンプト入力のコツまで、実践的な情報をご紹介します。初心者の方でも簡単に始められる、おすすめのAI画像生成サイトを厳選してお届けします。
目次
AI画像生成を始めるための基礎知識
AI画像生成サイトを効果的に活用するためには、いくつかの基本的な知識が必要です。ここでは、実際にAI画像生成を始める前に知っておくべき重要なポイントについて説明します。適切な準備を整えることで、より満足度の高い画像生成が可能になります。
アカウント作成の手順と注意点
AI画像生成サイトを利用するためには、まずアカウントを作成する必要があります。アカウント作成時には以下の点に注意が必要です。
アカウント作成時に確認すべき重要な項目
・利用規約の確認(特に著作権や商用利用に関する規定)
・プライバシーポリシーの確認
・無料プランの利用制限の確認
・アカウントのセキュリティ設定
多くのサイトでは、メールアドレスによる登録が基本となっています。登録時には、本人確認のためのメール認証が必要となることがほとんどです。また、一部のサイトではSNSアカウントとの連携による登録も可能です。
プロンプトの基本と入力のコツ
プロンプトとは、AIに対して生成して欲しい画像の特徴や要素を説明するテキストのことです。効果的なプロンプト作成には、以下の画像の基本要素を明確に指定する必要があります
・被写体の詳細(人物、物体、風景など)
・画風やスタイル(写実的、アニメ調、水彩画風など)
・構図や視点(正面、俯瞰、アップショットなど)
・色調や雰囲気(明るい、暗い、パステルカラーなど)
・背景の設定(室内、自然、抽象的など)
注意すべき点として、日本語対応のサイトであっても、英語でプロンプトを入力した方がより正確な結果が得られることがあります。また、具体的な表現を使うほど、イメージ通りの画像が生成されやすくなります。
初心者の方は、サイトが提供するプロンプトのテンプレートや例文を参考にすることで、効果的なプロンプトの書き方を学ぶことができます。生成された画像の結果を見ながら、プロンプトを少しずつ調整していくことで、より理想的な画像生成が可能になっていきます。
AI画像生成サイト8つを紹介|無料・登録不要で使える
現在、多くのAI画像生成サイトが登場していますが、それぞれに特徴や強みがあります。ここでは、用途や目的に応じて選択できる代表的な8つのサービスについて、特徴や機能を詳しく解説していきます。
ImageFX
引用:https://labs.google/fx/ja/tools/image-fx
Google社が提供するImageFXは、2024年6月にリリースされた無料の生成AIプラットフォームです。
画像生成においては、「Expressive Chip(表現力チップ)」という独自のUIを採用しており、ユーザーが生成画像のバリエーションを直感的に選択できます。日本語プロンプトにも対応していますが、英語プロンプトの方がより精度の高い生成結果が得られます。また、すべての生成画像にはDeepMindの「SynthID」という電子透かしが埋め込まれ、AI生成であることを証明できる仕様となっています。
Googleアカウントがあれば特に登録不要で使用できます。
下記のように左側の入力欄に英語でプロンプトを入力すると、画面右側に画像が生成されます。画像の縦横比も調整することが可能です。
さらに、今後は動画生成機能「VideoFX」のリリースも予定されています。
ImageFXの詳しい使い方については下記の動画をご覧ください。
DALL-E 3
引用:https://openai.com/index/dall-e-3/
OpenAIが開発したDALL-E 3は、精密な画像生成能力と高度なコンテキスト理解力を持つAIモデルです。ChatGPTと連携することで、自然な会話を通じて画像生成が可能という特徴があります。特に、テキストの文脈を理解し、細かいニュアンスまで反映された画像を生成できる点が強みです。プロンプトの記述に不慣れな初心者でも、会話形式で希望の画像を生成できます。
ChatGPT上でプロンプトを入力すると、下記のように簡単に画像が生成できます。
Canva
引用:https://www.canva.com/ja_jp/free/
Canvaは、デザインプラットフォームとしての機能と、AI画像生成機能を組み合わせたサービスです。生成された画像をそのままデザイン作成に活用できる統合環境を提供しています。プレゼンテーション資料やSNS投稿、マーケティング素材など、ビジネス用途での活用に特に優れています。
Googleアカウントがあれば特に登録不要で使用できます。基本的なデザインツールは無料で利用可能ですが、AI画像生成機能は有料版のみで使用できます。
下記のようにプロンプトを入力するだけで、画像を生成することが可能です。
MyEdit
引用:https://myedit.online/jp/photo-editor
MyEditは、日本語対応が充実したAI画像生成サービスです。アニメ風やリアル調など、多様なスタイルに対応し、特に日本人好みの画風生成に優れています。画像編集機能も充実しており、生成した画像の微調整も同一プラットフォーム内で完結できます。初心者向けのチュートリアルも充実しており、無料版でも十分な機能を試すことができます。
Fotor
Fotorは、プロ品質の画像編集機能とAI画像生成を組み合わせたサービスです。特に写真加工やフィルター機能が充実しており、生成した画像の後編集が容易です。無料プランでも基本的な機能は使用可能で、月額プランでは高解像度出力や商用利用などの機能が解放されます。
インターフェースが直感的で、画像編集初心者でも扱いやすい設計になっています。
Copilot
引用:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-copilot/personal-ai-assistant
Microsoft社が提供するCopilotは、Windows環境との親和性が高く、デスクトップアプリケーションとしてシームレスに利用できます。Office製品との連携が強みで、ビジネス文書への画像挿入がスムーズです。日本語でのプロンプト入力にも対応しており、精度の高い画像生成が可能です。
基本機能は無料で利用できますが、高度な機能は有料サブスクリプションが必要です。
PixAI.Art
PixAI.Artは、アニメ調のイラスト生成に特化したサービスです。キャラクター性の高い作品や、日本のアニメ風の表現に優れています。ポーズや表情の細かい指定が可能で、キャラクターデザインやイラスト制作に適しています。
商用利用可能なプランも用意されており、プロフェッショナルな用途にも対応できます。
PicWish
PicWishは、AI画像生成に加えて、画像の高画質化や背景除去などの実用的な機能を提供しています。生成された画像の解像度や品質が高く、商用利用にも適しています。週単位のプランも用意されており、短期的なプロジェクトでの利用にも柔軟に対応できます。
特に写真編集との組み合わせに優れており、実写とAI生成画像のブレンドも自然に行えます。
AI画像作成サイトの料金プランと機能比較
AI画像生成サイトの選択において、料金プランと利用可能な機能の違いを理解することは重要です。各サービスには無料プランから法人向けの高機能プランまで、様々な選択肢が用意されています。ここでは、主要なサービスの料金体系と機能の違いを詳しく解説します。
無料プランで使える機能の比較
無料プランは、AI画像生成を試してみたい初心者や、たまに使いたいというユーザーに適しています。主要なサービスの無料プランでは、基本的な画像生成機能を利用できますが、以下のような制限が設けられています。
主要サービスの無料プラン制限事項
・ImageFX:特に無し
・DALL-E 3:ChatGPT無料版では利用不可
・Canva:AI画像生成は無料プランでは利用不可
・MyEdit:1日5回までの画像生成、基本解像度のみ
・Fotor:1日3回までの生成、透かし付き
・Copilot:数回の無料トライアル後は有料プラン必須
・PixAI.Art:限定的なスタイルのみ使用可能
・PicWish:基本機能のみ、低解像度での出力
有料プランの機能を比較
有料プランでは、より高度な機能や商用利用権が解放されます。主要サービスの料金は月額500円から3000円程度で推移しており、年間契約ではさらに割引が適用されるケースが多くなっています。
MyEditの場合、月額980円からの有料プランでは、1日の生成制限が撤廃され、高解像度での出力や商用利用が可能になります。また、AIによる画像編集機能も無制限で使用できるようになります。
DALL-E 3は、ChatGPT Plusの契約(月額20ドル)で利用可能となり、高品質な画像生成に加えて、画像編集や変更機能も使用できるようになります。Canvaの場合、Pro版(月額1,180円)でAI画像生成機能が解放され、さらにブランドキット機能や高度なデザインツールも利用可能になります。特にビジネス用途では、チーム共有機能や専用テンプレートなど、作業効率を高める機能が充実しています。
Fotorは、月額999円からの有料プランで、高解像度出力や透かしの除去、商用利用ライセンスが付与されます。また、バッチ処理機能や優先サポートなども利用可能になります。
特筆すべきは、これらの有料プランに共通する特徴として、生成された画像の商用利用権が明確に定められていることです。ビジネスでの活用を考えている場合は、各サービスの利用規約と商用ライセンスの内容を慎重に確認することが推奨されます。
AI画像生成のプロンプト作成のコツ7選
AI画像生成の精度を高めるためには、適切なプロンプトの作成が不可欠です。ここでは、より質の高い画像を生成するための具体的なテクニックを解説します。
イメージを具体的に指示する
AIに正確に意図を伝えるには、生成したい画像の特徴を具体的に指示することが重要です。例えば、「美しい風景」という漠然とした表現ではなく、「夕暮れ時の富士山、桜の花びらが舞い、手前に赤い鳥居がある風景」のように、具体的な要素を含めて指示します。色彩や時間帯、天候などの要素を含めることで、より意図に近い画像が生成されやすくなります。
要素の網羅的な指定を心がける
画像の主要な要素だけでなく、背景や細部の特徴まで指定することで、より完成度の高い画像を生成できます。構図、視点、光の当たり方、質感など、画像を構成する様々な要素を意識的に指定していきます。「カフェの店内、窓際の木製テーブル、白い陶器のコーヒーカップ、朝日が差し込む、ボケ味のある背景」というように、シーン全体を描写することを心がけます。
詳細な表現で意図を伝える
形容詞や副詞を効果的に使用することで、画像の雰囲気や質感をより正確に指定できます。「レトロな」「モダンな」「柔らかな」「鮮やかな」などの形容詞を使用することで、生成される画像のスタイルや印象をコントロールしやすくなります。
情報の取捨選択を行う
プロンプトに含める情報は、重要度に応じて優先順位をつける必要があります。主要な被写体や重要な特徴を先に記述し、その後に細部の指定や雰囲気の指示を加えていきます。情報が多すぎると、AIが重要な要素を見失う可能性があるため、適切な情報量に調整することが重要です。
強調ポイントを明確にする
画像の中で特に重視したい要素は、より詳細な説明を加えることで強調できます。例えば、人物の表情や姿勢、特定のオブジェクトの質感など、重要な要素については具体的な描写を心がけます。
シチュエーションの設定
画像全体の文脈や状況を設定することで、より自然な画像が生成されやすくなります。時間帯、季節、場所の特徴、周囲の環境など、シーン全体を想定した指示を行います。
避けたい表現の指定
生成して欲しくない要素や特徴は、明確に除外指定することができます。多くのAI画像生成サイトでは、「negative prompt(ネガティブプロンプト)」機能を使用することで、避けたい要素を指定できます。例えば、「ぼやけた背景」「歪んだ顔」「不自然な手」などを除外することで、より質の高い画像生成が可能になります。
AI画像生成の注意点
AI画像生成技術の普及に伴い、その利用にあたっては適切な注意と理解が必要となっています。特に商用利用や著作権に関する事項については、慎重な対応が求められます。
商用利用が可能か確認する
AI画像生成サービスを商用目的で使用する場合は、必ずサービスの利用規約を確認する必要があります。多くのサービスでは、商用利用には有料プランへの加入が必要とされています。特に重要な確認事項として下記があげられます。
・利用規約における商用利用の定義
・必要なライセンスや許諾の種類
・商用利用時の制限事項や条件
・料金プランごとの利用範囲の違い
これらの項目を事前に確認することで、後のトラブルを防ぐことができます。また、商用利用の場合は、生成された画像の使用履歴や許諾の記録を残しておくことも推奨されます。
著作権や使用権を侵害しない
AI画像生成においては、著作権に関する配慮が特に重要です。生成された画像が他者の著作権を侵害することを防ぐため、以下のような点に注意を払う必要があります。
まず、プロンプトの作成時に、特定の作品や作家のスタイルを直接的に模倣するような指示は避けるべきです。たとえAIが生成した画像であっても、既存の著作物に酷似した作品を商用利用することは、法的なリスクを伴う可能性があります。
また、生成された画像に含まれる要素が、商標やブランドロゴ、キャラクター等の知的財産権を侵害していないかの確認も重要です。特に、商用利用を目的とする場合は、これらの要素が含まれないよう、プロンプトの段階で適切に制御することが求められます。
さらに、人物の肖像権やプライバシーへの配慮も必要です。実在の人物をモデルにしたような画像生成は、本人の権利を侵害する可能性があるため、十分な注意が必要です。顔や特徴的な要素が特定の個人を想起させないよう、適切な配慮が求められます。
なお、生成された画像の権利関係は、各サービスの利用規約に従います。一般的に、生成された画像の使用権はユーザーに帰属しますが、サービスによって規定が異なる場合があるため、事前の確認が推奨されます。
まとめ:AI画像生成サイトで高品質な画像を作成しよう
AI画像生成技術は、クリエイティブな表現の可能性を大きく広げる革新的なツールとして、ますます私たちの生活に浸透しています。本記事で紹介した8つのサービスは、それぞれに特徴があり、用途に応じて使い分けることで効果的な活用が可能です。MyEditやDALL-E 3といった高性能なサービスは、品質の高い画像生成が可能で、特に初心者にとって使いやすい機能を提供しています。
また、プロンプトの作成技術を磨くことで、より理想に近い画像を生成できるようになります。具体的な表現を使い、シーン全体を詳細に描写することで、AIはより正確にユーザーの意図を理解し、質の高い画像を生成することができます。
ただし、AI画像生成の利用にあたっては、著作権や商用利用に関する注意点を十分に理解し、適切に対応することが重要です。各サービスの利用規約をよく確認し、必要に応じて有料プランを選択することで、安全かつ効果的に活用することができます。
AI画像生成は、個人での創作活動からビジネスでの活用まで、幅広い可能性を秘めています。まずは無料プランから試してみて、自分に合ったサービスを見つけることから始めてみましょう。そして、実践を重ねながらプロンプトの技術を向上させることで、より魅力的な画像制作が可能になっていきます。
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